−No.1 −No.2 −No.3 自然生活/80年代 08年度図書目録ご希望の方はメールでご請求下さい。
日本考古学の原点・大森貝塚 遺跡を学ぶ031 加藤 緑/著 いまから130年前の明治10年6月、来日すぐのモースは汽車で横浜から東京に向かう途中、大森停車場をすぎたところで線路際に露出した貝塚を発見した。──こうして始まる日本最初の考古学的発掘と刊行された報告書の内容と特徴をわかりやすく解説する。
武田軍団を支えた甲州金・湯之奥金山 シリーズ「遺跡を学ぶ」039 谷口一夫/著 「武田の隠し金山」伝承が語り継がれてきた山梨県身延町・下部温泉郷の山奥。そこは戦国の雄、武田軍団を支えた甲州金の代表的鉱山であった。山中での過酷な発掘調査によって明らかになった採掘・産金の全貌、そして武田氏の興亡と金山の盛衰を解説する。
中世瀬戸内の港町・草戸千軒町遺跡 シリーズ「遺跡を学ぶ」040 鈴木康之/著 広島県・福山市の西部を流れる芦田川の川底から、中世の町並がそっくり姿をあらわした。東アジアをおおう流通網のなかで瀬戸内海と内陸を結ぶ港湾集落が、いきいきとよみがえる。文献からは復元できない中世の町の姿とその盛衰を描きだした中世考古学の先駆的発掘。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0831-1
松島湾の縄文カレンダー・里浜貝塚 シリーズ「遺跡を学ぶ」041 会田容弘/著 日本三景の一つ、宮城県・松島湾に臨む広大な貝塚群・里浜貝塚。その貝層の緻密な分析は縄文人の季節ごとの生活の姿を明らかにした。春の内湾の漁とアサリ獲り、夏の外洋の漁と塩づくり、秋の木の実採集、冬の狩猟……と続く縄文人の生業カレンダーがよみがえる。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0832-8
地域考古学の原点・月の輪古墳 シリーズ「遺跡を学ぶ」042 近藤義郎・中村常定/著 戦後数年を経た一九五三年、岡山県飯岡(ゆうか)村で地元住民と児童生徒、研究者が協力して山頂に築かれた大形円墳を発掘した。戦前の神の国の歴史ではない、本当の地域の歴史を自分たちの手で明らかにしようとした月の輪の心を、当時の貴重な写真をまじえて語る。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0833-5
天下統一の城・大坂城 シリーズ「遺跡を学ぶ」043 中村博司/著 大坂本願寺から秀吉・秀頼二代の栄華の舞台であった大坂城。徳川将軍家の別邸として再築された大坂城。──戦乱の世から江戸時代の幕開け、そして江戸から明治へという時代の大きな転換点に立ち会い、歴史の流れと運命をともにした大坂城四〇〇年の歴史をたどる。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0834-2
東山道の峠の祭祀・神坂峠遺跡 シリーズ「遺跡を学ぶ」044 市澤英利/著 信濃国と美濃国の国境の神坂峠は、都からはるか遠い東国へとつづく古代東山道随一の難所であった。頂から東を望めば、けわしい山々が幾重にも重なる。この峠こそは、東国へきびしい旅の始まりであった。旅の成就を願って峠の神に捧げた人びとの祈りの形を追う。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0835-9
霞ヶ浦の縄文景観・陸平貝塚 シリーズ「遺跡を学ぶ」045 中村哲也/著 関東平野の東端、霞ヶ浦の南岸の台地に広がる陸平(おかだいら)貝塚には、いまでも途方もない量の貝殻の堆積が、周辺の自然豊かな景観とともに残されている。内湾の恵まれた海産資源を獲り日本列島屈指の大貝塚をつくりあげた陸平縄文人たちの暮らしに迫る。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0836-6
律令国家を支えた地方官衙・弥勒寺遺跡群 シリーズ「遺跡を学ぶ」046 田中弘志/著 『古事記』『日本書紀』に登場する美濃の伝統的地方豪族ムゲツ氏は、壬申の乱で大海人皇子の勝利に貢献したが、その後は中央政界には進出せず、地方行政に専念する。郡庁院や正倉院が建ち並ぶ郡衙遺跡から、地方豪族が律令官人へ変容する過程とその活動の実態を追う。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0837-3
戦争遺跡の発掘・陸軍前橋飛行場 シリーズ「遺跡を学ぶ」047 菊池実/著 アジア太平洋戦争の末期、群馬県高崎市の郊外に陸軍の飛行場が急造された。農地をつぶしての造成と住民・児童の勤労奉仕、特攻隊の突撃訓練、米軍の空襲など、戦争の実相を考古学的発掘調査と地元資料、米軍資料などから明らかにし、戦争遺跡発掘の意義を訴える。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0838-0
最古の農村・板付遺跡 シリーズ「遺跡を学ぶ」048 山崎純男/著 博多湾に面した福岡平野の中央部にある板付遺跡は、水田稲作がはじまる弥生時代の基本的内容を明らかにした遺跡として有名である。水路・堰・畦畔が整備された水田、炭化米、木製の農耕具、そして環濠集落や木棺墓・甕棺墓などから、列島最古の農村の姿に迫る。