世界をリードした磁器窯・肥前窯

シリーズ「遺跡を学ぶ」5

世界をリードした磁器窯・肥前窯

  • 大橋 康二/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1500円+税
  • ISBN 978-4-7877-0435-1
  • 2004発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

17世紀中頃から18世紀中頃にかけて、肥前窯で作られた精巧で優美な磁器は、東南アジアからオスマン帝国へ、さらにケープタウンを経てヨーロッパまで輸出された。肥前窯の考古学的研究の第一人者が、窯跡の発掘調査や海外遺跡の出土品や伝世品などから明らかにする。

著者紹介

大橋 康二(オオハシ・コウジ)

1948年生まれ。青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士課程中退。
佐賀県教育庁文化財課参事、佐賀県立九州陶磁文化館副館長を経て、同館名誉顧問。
主な著書 『日本のやきもの 有田伊万里』『日本のやきもの 唐津』(以上、淡交社)、『アジアの海と伊万里』(共著、新人物往来社)、『古伊万里の文様』(理工学社)、『考古学ライブラリー55 肥前陶磁』(ニュー・サイエンス社)ほか。