−No.1 −No.2 −No.3 自然生活/80年代
毎日出版文化賞受賞! シリーズ「遺跡を学ぶ」
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1231-8
前期古墳解明への道標・紫金山古墳 遺跡を学ぶ081 阪口英毅/著 戦後間もない一九四七年、大阪府茨木市の未盗掘古墳が発掘され、鏡や腕輪形石製品など多くの副葬品が出土した。近年の再調査では前方後円墳であることも確認された。前期古墳の埋葬の実態や、首長たちの政治的関係の解明に大きな役割を果たした注目の古墳を解説。
A5判 216頁 1000円 ISBN978-4-7877-1115-1
クジラを食べていたころ 聞き書き 高度経済成長期の食とくらし 〔グローバル社会を歩く1〕 赤嶺 淳/編 グローバル社会を歩く研究会/刊 戦中戦後の食料難の時代における鯨肉消費から、高度経済成長期にいたる「食卓の変遷史」を、各地域の人々に聞き書きするなかで、食生活誌学から戦後日本社会史の一断面を浮かび上がらせる試み。
210×310mm 84頁 3800円 ISBN978-4-7877-1184-7
月の森 屋久島の光について 山下大明 写真集 野草社/刊 森は暗い。森は怖い。そして、森は美しい。 息を潜め、何ものかの気配を背中に感じながら、歩き、佇み、しゃがみ込み、そしてまた歩く。 多くの写真家に影響を与えた『樹よ。屋久島の豊かないのち』から、20年の時を経て、山下大明の目に映る屋久島のいま。
四六判 336頁 2000円 ISBN978-4-7877-1111-3
ロックとメディア社会 サエキけんぞう/著 若者の希望と欲望を吸い上げて巨大化したロックとメディア──その先に現れた世界は? 深くつながるロックとメディアの進化! そこに「社会」を読む、サエキけんぞう渾身の書き下ろし。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1049-9
葛城の王都・南郷遺跡群 遺跡を学ぶ079 坂 靖、青柳泰介/著 古代の大豪族・葛城(かづらき)氏が勢力を誇った奈良盆地西南部、金剛山のふもとから「高殿」、「祭殿」、水のまつりの祭祀場、武器工房、渡来人の住まいなどが配置された巨大集落がみつかった。ヤマト王権を支え、時に対峙した大豪族の支配拠点の実態を解明する。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1050-5
房総の縄文大貝塚・西広貝塚 遺跡を学ぶ080 忍澤成視/著 貝塚は縄文時代の生活を明らかにする宝庫。西広(さいひろ)貝塚では直径一五〇メートルの環状貝塚を全掘し、採集されたすべての貝層を丸洗いして、そこに含まれている遺物すべてを調べあげた。この前代未聞の作業から縄文人の暮らしぶりがありありとみえてくる。
200×220mm 84頁 2000円 ISBN978-4-7877-1114-4
東京の里山 狭山丘陵の四季 広瀬敦司 写真集 『となりのトトロ』で一躍有名になった緑あふれる狭山丘陵は、3500haの広大なエリアに多様な生物が生息する、きわめて貴重な「東京の里山」である。 この狭山丘陵の魅力を地元在住の写真家・広瀬敦司が、数年にわたり四季を克明に追いかけた、最新の写真集。
四六判上製 224頁 2000円 ISBN978-4-7877-1110-6
フーコーをどう読むか ヨハンナ・オクサラ/著 関 修/訳 主要著作のエッセンスをほぼ年代順に読み、フーコーの思想の全体像を理解する、フーコー入門書の決定版。 「フーコーにとって、哲学とは蓄積していく知識体ではない。現代社会における独断的信念や耐えがたい行いを、容赦なく問題化する批判的実践にほかならないのである。そして、私たちが彼を読まなければならないのは、世界を変えること以外の何のためでもないのである。」(諸論より)
四六判上製 320頁 2500円 ISBN978-4-7877-1100-7
復刻 人しれず微笑まん 樺美智子遺稿集 田浪政博/編 永絵夢社出版局 /刊 1960年6月15日、国会を取り囲むデモ隊の中にいた樺美智子さんが亡くなってから50年。 同年に母の光子さんの手でまとめられ、ベストセラーとなった遺稿集『人しれず微笑まん』(三一書房)の待望の復刻。復刊にあたり、鶴見俊輔、道浦母都子、故島成郎、塩見孝也各氏の文章を収録。
四六判上製 296頁 2300円 ISBN978-4-7877-1107-6
温泉からの思考 温泉文化と地域の再生のために 合田純人、森繁哉/著 徹底対談「温泉からの復興」。 温泉地の現状、温泉をめぐる知の現在、温泉医療のあり方など、温泉と温泉地の実践的課題を、文化論や歴史を振り返りながら徹底的に論じ合い、未来にひらかれた温泉地づくりを構想する「温泉横断対談」。 「3.11」後を考えるロング対談「温泉からの復興:東日本大震災と東北の温泉地」を収録。
改訂版 A5判 240頁 2000円 ISBN978-4-7877-1113-7
世界遺産と地域再生 問われるまちづくり 毛利和雄/著 『この知恵が明日への資源だ。』──大林宣彦氏推薦! 「古き文化を明日に伝える世界遺産をめざすまちづくりが人の心に与える豊かさは計り知れない。毛利さんの提言にぼくは深く共感する。」 ついに平泉が世界遺産に登録された。平泉や石見銀山の世界遺産としての価値はどこにあるのか。また、地元でどのような取り組みがなされているのか。平泉、石見銀山、尾道、鞆の浦など、各地の実情から世界遺産登録をめざすまちづくりと地域再生のあり方を提言する。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1046-8
遠の朝廷・大宰府 遺跡を学ぶ076 杉原敏之/著 激動する古代東アジア情勢の中で、国防と対外交渉の拠点となった筑紫の地に、律令国家の巨大な官衙、大宰府が成立する。大陸を望む西の要衝で外交や軍事を担い、西海道諸国島を統治した、政庁を中枢とする遠の朝廷(とおのみかど)大宰府の実像を明らかにする。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1047-5
よみがえる大王墓・今城塚古墳 遺跡を学ぶ077 森田克行/著 真の継体天皇陵とされる大阪府高槻市の今城塚(いましろづか)古墳。長年の調査によって、大王墓にふさわしいみごとな遺構がつぎつぎと発見された。とくに堤の張出から出土した精巧な形象埴輪群は、日本の兵馬俑ともいわれる。この埴輪群の意味を解読し、大王墓の実像を追究する。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1048-2
信州の縄文早期の世界・栃原岩陰遺跡 遺跡を学ぶ078 藤森英二/著 長野県の東端、北相木村の山間を流れる川の岩陰で、いまから一万年以上前、縄文早期はじめに縄文人が生活していた跡がみつかった。彼らが使用した土器・石器、精巧な縫い針・釣針、海で採れた貝の装飾品、保存状態の良い人骨などから当時の暮らしぶりを再現する。
四六判上製 304頁 2800円 ISBN978-4-7877-1108-3
核廃棄物と熟議民主主義 倫理的政策分析の可能性 ジュヌヴィエーヴ・フジ・ジョンソン/著 舩橋晴俊、西谷内博美/監訳 原発の稼働とともに増えつづける使用済み核燃料。その処理という現代社会が抱える難問にどうとり組むのか。原発推進国カナダにおける「国民協議」を検証する。
A5判上製 488頁 8000円 ISBN978-4-7877-1004-8
弥生時代集落址の研究 田中義昭/著 弥生時代とはどんな時代的特質をもっているのか? 神奈川および出雲をフィールドに弥生集落を発掘・研究してきた著者が、弥生時代集落の構成から、社会の構造へ切りこみ、古代国家形成の基盤をさぐる。
A5判上製 176頁 2800円 ISBN978-4-7877-1007-9
アイヌ、風の肖像 宇井眞紀子/写真・文 北海道・二風谷の山ぎわの一角にある伝統的な藁葺きのチセ(家)で、アイヌ女性アシリレラさんとともに共同生活を送る老若男女。 20年間にわたって二風谷に通い続け、アイヌ民族の精神の深部を親密な眼差しでとらえた写真と、アシリレラさんのことばのコラボレーション。
四六判上製 280頁 1800円 ISBN978-4-7877-1186-1
ブッダの〈気づき〉の瞑想 ティク・ナット・ハン/著 山端法玄、島田啓介/訳 野草社/刊 瞑想の基本となる経典を全訳し、ブッダの瞑想の智慧が現代の私たちの生活にどう生かせるかをていねいに説く。 「瞑想を学びたいと思うなら、このサティパッターナ・スッタ(四念処経)を基本に据えてください。つねに座右の一冊として、本書をそばに置かれることをお勧めします。」――ティク・ナット・ハン
四六判上製 288頁 1800円 ISBN978-4-7877-1181-6
旅暮らし 立松和平エッセイ集 立松和平/著 野草社/刊 2010年に急逝した立松和平氏が、生前に野草社へ託した3冊のエッセイ集。 本巻『旅暮らし』では、旅で出会った自然の風景、世の移ろい、人々との交流を味わい深い文章で綴る。 「旅は生きることなのだから、あらゆる機会をとらえて旅に出ようではないか。」
四六判上製 280頁 1800円 ISBN978-4-7877-1182-3
仏と自然 立松和平エッセイ集 立松和平/著 野草社/刊 自然と調和し、ともに生きていく道を、ブッダや道元の歩みから学ぶ。 「いつの時代も苦しみが人の世を覆っている、だからこそ苦をともにする仏教が人の支えとなり、今日を生きているのだ。」
四六判上製 296頁 1800円 ISBN978-4-7877-1183-0
いい人生 立松和平エッセイ集 立松和平/著 野草社/刊 生い立ちから父母のこと、作家への苦闘の日々、文学者との交歓などを描く。 「私は幸福であった。いい人生だったなあと、心から思っている。もう一度いう。私は幸福だった。」
四六判 256頁 1600円 ISBN978-4-7877-1185-4
わたしがあぐりびとになるまで ゼロからの手づくり就農物語 いいだかなこ/著 野草社/刊 子育て、家族の絆、愛、いのち…… 「あたりまえだけど大切なこと」。 忘れかけていた心の扉を開いてくれる1冊です。 ──工藤雅子さん(工藤公康投手夫人)推薦 “あぐりびと”=(アグリカルチャー×人)。 自力で山を開墾、家を手づくりし、有機農家となった家族の移住・就農物語。
四六判 360頁 2800円 ISBN978-4-7877-1018-5
ゲームセンター文化論 メディア社会のコミュニケーション 加藤裕康/著 ゲームセンターとはいかなる空間なのか。 若者はたった一人、ゲームプレイだけを目的にゲームセンターにいるわけではない。そこにはハンドルネームを介して得点を競い合い、観客を前に自分の技を魅せ、コミュニケーション・ノートを通じて「会話」する他者の存在がある。 自立的なコミュニケーションのありようと、今日の若者文化の特質を明らかにしていく。
新装 A5判上製 496頁 7000円 ISBN978-4-7877-1105-2
社会構造とパーソナリティ タルコット・パーソンズ/著 武田良三/監訳 社会構造とパーソナリティの関係性にはさまざまな局面がある。社会学・心理学両分野においてパーソンズのパーソナリティ論はきわめて重要な位置にあるが、本邦ではその全体像の把握は比較的困難であった。本書は彼の理論的個別的な重要論文を網羅したパーソナリティ論集。
A5判上製 352頁 3500円 ISBN978-4-7877-1102-1
他界へ翔る船 「黄泉の国」の考古学 辰巳和弘/著 古墳時代研究への問いかけ 船形をした木棺や埴輪、墓室に描かれた船画、円筒埴輪に刻まれた船…… 船は霊魂を黄泉の国へといざなう。人々は魂の行方をどこに求めたのか。考古学がこれまで傍観してきた往時の「こころ」を探り、古代人の他界観を追究する。
B5判上製 184頁 3800円 ISBN978-4-7877-1103-8
アジア巨大都市 都市景観と水・地下環境 谷口真人・谷口智雅・豊田知世/編著 発展段階の異なるアジアの7都市──東京・大阪・ソウル・台北・バンコク・ジャカルタ・マニラ──。 さまざまな《都市と水の風景》を写真で比較し、都市の発展と水・地下環境の関連をさぐる。
改訂版 A5判 392頁 3500円 ISBN978-4-7877-1106-9
60歳からの漢方 蓮村幸兌/著 年とともにあらわれるからだの不調・症状を漢方薬でじょうずに改善しましょう。 食欲不振・便秘・排尿異常・かゆみ・不眠・うつ……と症状別に構成。豊富な事例で体調・体質に合った漢方薬の使い方をていねいに解説。
A5判 224頁 2300円 ISBN978-4-7877-1101-4
縄文はいつから!? 地球環境の変動と縄文文化 《歴博フォーラム》 小林謙一・工藤雄一郎・国立歴史民俗博物館/編 1万5000年前に、何がおこったのか? 10万年に一度の気候大変動のなかで、人びとは土器を発明し、弓矢をもち、定住をはじめた。旧石器時代から縄文時代への移行はいつなのか。 今につづく生活様式の基盤となった縄文文化のはじまりを、さまざまな分野から問う。
新装 A5判上製 376頁 3800円 ISBN978-4-7877-1021-5
声とまなざし 社会運動の社会学 アラン・トゥレーヌ/著 梶田孝道/訳 「かつて我々が社会と呼んだもののうち、いったい何が残っているだろうか。社会的空白だけである」 社会の解体にいち早く注目し、新しい社会の創造とアクターに関する理論・方法論を提示した,フランス社会学を代表するトゥレーヌの名著。
A5判 304頁 2800円 ISBN978-4-7877-1010-9
経験の社会学 フランソワ・デュベ/著 山下雅之/監訳 濱西栄司・森田次朗/訳 フランスの代表的社会学者アラン・トゥレーヌの後継者、フランソワ・デュベの理論的主著。都市・若者暴動などの調査に基づいて、従来の社会理論を総合的に捉え直し、それを乗り越えるために提起された問題作。 〈社会的排除〉 と〈社会の解体〉を生きる、われわれの経験と主体性をリアルに描き出す。
四六判上製 216頁 1800円 ISBN978-4-7877-1017-8
ユートピアの崩壊 ナウル共和国 世界一裕福な島国が最貧国に転落するまで リュック・フォリエ/著 林 昌宏/訳 これはナウルだけの問題なのか──。 豊富なリン鉱石資源の輸出により実現した、税金なし・社会保障完備の“地上の楽園”は、なぜ短期間で破綻してしまったのか? 太平洋に浮かぶ世界一小さな島国を襲った、悲劇の物語から読み取るべき教訓とは。
A5判変型上製 288頁 2500円 ISBN978-4-7877-1016-1
千年の旅の民 〈ジプシー〉のゆくえ 木村聡/文・写真 伝説と謎に包まれた“流浪の民”ロマ民族(ジプシー)。その真実の姿を追い求めて──。 東欧・バルカン半島からイベリア半島に至るヨーロッパ各地、そして一千年前に離れた故地とされるインドのタール砂漠まで。 差別や迫害のなかを生きる人々の多様な“生”の現在をとらえた珠玉のノンフィクション。