ブッダの〈呼吸〉の瞑想

ブッダの〈呼吸〉の瞑想

  • ティク・ナット・ハン(釈一行)/著
  • 島田 啓介/訳
  • 四六判上製
  • 272頁
  • 1800円+税
  • ISBN 978-4-7877-1282-0
  • 2012発行
  • [ 在庫あり ]
  • 野草社/発行
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紹介文

ブッダの呼吸による気づきの教えを説いた重要経典アーナパーナサティ・スッタを現代語に全訳し、実践法までていねいに解説する。『ブッダの〈気づき〉の瞑想』(野草社発行)の対になる、瞑想を学ぶひと必携の基本図書。

目次

息してごらん、ほら、あなたは生きている!
いったん止まって、息をしましょう


【呼吸による完全な気づきの経典】

◎呼吸の瞑想
はじめに/十六の呼吸による気づきの瞑想/四種の気づきの確立(四念処)/ 目覚めの七つの要因(七覚支)/完全なる心の解放/むすび
十六種の呼吸法のまとめ

◎日常のなかで生かせる七つの瞑想法
日常的な呼吸への気づき/身体への気づき/身体と心の統一(身心一如)の実現/喜びと幸福から糧を得る/感覚の観察/心をいたわり解放する/すべての現象の本質(諸法実相)を深くみつめ、光を注ぐ
呼吸を楽しみましょう

◎呼吸の瞑想のヒント
呼吸の唱え
誘導瞑想
「今ここに到着する」ということ
私自身の島になる
 

付録
 大安般守意経/瞑想の背景について/経典成立の歴史
追補
 プラムヴィレッジで使われている新しいバージョンの呼吸瞑想
訳者あとがき[訳語について]

著者紹介

ティク・ナット・ハン(釈一行)(Thich Nhat Hanh)

1926年、ヴェトナム中部生まれ。16歳で出家し禅僧になる。1960年代初めにサイゴンで、仏教の非暴力と慈愛にもとづく社会福祉青年学校、ヴァン・ハン仏教大学、ティエプ・ヒエン(相互存在)教団を創設。1966年、平和使節としてアメリカとヨーロッパを歴訪。アメリカ政府やペンタゴンに平和提案を行う。その中立的な立場からの平和と停戦の主張を理由に、政府から帰国を拒否され、以後フランスでの亡命生活に入る。フランスでは最初パリに在住、1982年に南部ボルドーに仏教の僧院・瞑想道場である「プラムヴィレッジ」を開き、難民を受け入れ、生活と一体になった瞑想を実践しつつ、世界中から多数の参加者を受け入れ、瞑想会(リトリート)や研修を行っている。また著作・講演活動を通じて仏教の教えと平和の実践を説く。欧米やアジアにも僧院をもち、毎年世界各地を訪れ、講演や瞑想指導を行っている。1995年には来日し、各地で講演やリトリートを行った。今世紀に入ってからも、ニューヨークでの非暴力と許しのスピーチ、米連邦議会議員を対象にした瞑想会、グーグル本社での講演と瞑想会、イスラエル人とパレスチナ人の和解のリトリートなど、社会的活動を精力的に行っている。 邦訳書 『ブッダの〈気づき〉の瞑想』(山端法玄・島田啓介訳、野草社)、『ブッダの〈呼吸〉の瞑想』、『ブッダの〈今を生きる〉瞑想』、『リトリート ブッダの瞑想の実践』『大地に触れる瞑想』(島田啓介訳、野草社)ほか多数。

島田 啓介(シマダ・ケイスケ)

1958年群馬県生まれ。精神科ソーシャルワーカー(PSW)・カウンセラー。ワークショップハウス「ゆとり家」主宰。農業をベースにした自給的生活と、からだとこころの癒しの提供に取り組む。 ティク・ナット・ハンのメソッドによる瞑想会「気づきの日」を主宰。その他にも、マインドフルネスをテーマに講演会、ワークショップ、研修を各地で開催。、『怖れ』(サンガ)1995年のティク・ナット・ハン来日時のオーガナイズに関わる。 翻訳書に『ブッダの〈気づき〉の瞑想』(共訳)『ブッダの〈呼吸〉の瞑想』『ブッダの〈今を生きる〉瞑想』『リトリート ブッダの瞑想の実践』『大地に触れる瞑想』(以上、野草社)、『ブッダの幸せの瞑想』(共訳・サンガ)『怖れ』(サンガ)ほか。