地底の森の旧石器人 富沢遺跡
近刊

2万年前の森と太古の狩人の足跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」151

地底の森の旧石器人 富沢遺跡

  • 佐藤 祐輔/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1600円+税
  • ISBN 978-4-7877-2131-0
  • 2021.08.10発行
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紹介文

ベースキャンプ地を離れ、狩猟に出かけた数名の旧石器人は富沢の低湿地にたどり着き、焚火をして石器をつくりなおし、新たな獲物を求めて立ち去った。──杜の都・仙台の地底深くでみつかった二万年前の埋没林から自然環境を復元し、太古の狩人たちの行動を追跡する。

目次

第1章 地底の森
1 二万年前の森
2 なぜ樹木は残ったのか
3 奇跡が重なった発見

第2章 自然環境の復元
1 低地の遺跡
2 地層の解明
3 樹木・植物の分析
4 昆虫・動物の分析
5 復元された自然環境

第3章 富沢を訪れた旧石器人
1 焚火跡の発見
2 出土した石器
3 狩りの途中にて

第4章 新たな発見と研究
1 広がる樹木と焚火跡
2 年代を調べなおす
3 トミザワトウヒは絶滅種か
4 変わる狩猟のイメージ
5 ベースキャンプ地を探る

第5章 富沢遺跡の保存と活用
1 いかに樹木を保存するか
2 富沢遺跡の未来

著者紹介

佐藤 祐輔(さとう・ゆうすけ)

1980年山形県生まれ。
明治大学大学院博士前期課程修了。地底の森ミュージアム学芸員を経て、現在仙台市縄文の森広場所長。専門は弥生時代。
主な著作 『考古調査ハンドブック12 弥生土器』(共著)、「五感を刺激するインタープリテーションとしての実演」『博物館学雑誌』第42巻第2号など。

関連書籍

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