グローバル社会を歩く

グローバル社会を歩く

かかわりの人間文化学

  • 赤嶺 淳/編
  • 四六判上製
  • 368頁
  • 2500円+税
  • ISBN 978-4-7877-1302-5
  • 2013発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

《グローバリゼーションと文化多様性 》
人やモノ、情報が瞬時に国境を越えるグローバル社会。人類社会が単一化・均質化していっているかのように見えるなか、さまざまな地域に生きる人びとといかにかかわりあい、学びあい、多様性にもとづくあらたな関係性をともに紡いでいけるのか。フィールドワークの現場からの問いかけ。

目次

I 人間と環境
第1章 ともにかかわる地域おこしと資源管理:能登なまこ供養祭に託す夢…………赤嶺 淳
第2章 自然の脅威と生きる構え:アフリカゾウと「共存」する村…………岩井雪乃

II ことばと社会
第3章 言語を「文化遺産」として保護するということ…………佐野直子
第4章 フィールドワーカーと少数言語:アフリカと世界の手話話者とともに…………亀井伸孝

III 調査と現場
第5章 「自主避難」のエスノグラフィ:東ティモールの独立紛争と福島原発事故をめぐる移動と定住の人類学…………辰巳頼子・辰巳慎太郎
第6章 海外研究・異文化研究における調査方法論:社会調査の前提をとらえなおす…………浜本篤史

【編者】
赤嶺 淳(あかみねじゅん)
1967年,大分県生まれ.名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授.
専門は東南アジア地域研究,海域世界論,食生活誌学,フィールドワーク教育論.

【執筆者】
岩井雪乃(いわいゆきの)*第2章
1970年生まれ.早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教.
専門はアフリカ地域研究,環境社会学.

佐野直子(さのなおこ)*第3章
1970年生まれ.名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授.
専門は社会言語学,多言語社会研究.

亀井伸孝(かめいのぶたか)*第4章
1971年生まれ.愛知県立大学外国語学部国際関係学科准教授.
専門は文化人類学,アフリカ地域研究.

辰巳頼子(たつみよりこ)*第5章
1973年生まれ.清泉女子大学文学部講師.
専門は文化人類学,東南アジア地域研究.

辰巳慎太郎(たつみしんたろう)*第5章
1972年生まれ.上智大学外国語学部准教授.
専門は文化人類学(とくに東ティモール,インドネシアをフィールドとする).

浜本篤史(はまもとあつし)*第6章
1972年生まれ.名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授.
専門は社会学.

著者紹介

赤嶺 淳(アカミネ・ジュン)

1967年、大分県生まれ。1996年、Ph.D.(フィリピン学、フィリピン大学)。一橋大学大学院社会学研究科教授。 専門は東南アジア地域研究、海域世界論、食生活誌学、フィールドワーク教育論。 主著:『ナマコを歩く――現場から考える生物多様性と文化多様性』(新泉社、2010年)、『グローバル社会を歩く――かかわりの人間文化学』(編著、新泉社、2013年)、Conserving Biodiversity for Cultural Diversity (Tokai University Press, 2013)、『クジラを食べていたころ――聞き書き 高度経済成長期の食とくらし』(編著、グローバル社会を歩く研究会、2011年)ほか。

関連書籍

  • ナマコを歩くFTP
  • たちあがる言語・ナワト語FTP
  • クジラを食べていたころFTP
  • バナナが高かったころFTP
  • さまよえる「共存」とマサイFTP