秘められた和食史

秘められた和食史

  • カタジーナ・チフィエルトカ/著
  • 安原 美帆/著
  • 四六判
  • 206頁
  • 1800円+税
  • ISBN 978-4-7877-1607-1
  • 2016発行
  • [ 在庫あり ]
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書評・紹介

紹介文

《知らなかった「和食」の真実》
2013年にユネスコの世界無形文化遺産に登録され、伝統的な食文化として注目を浴びる和食。
しかし、私たちは和食の由来と変遷を誤解してとらえてはいないだろうか。
「和食熱」のなかで見逃されてきた史実を、日欧の気鋭の食文化研究者がていねいに探り、和食の近代史を解き明かす。

目次

序章 近代史のなかの「和食」

第一章 「和食」という用語
1 「和食」と「日本料理」の生い立ち
2 外食にみる「和食」

第二章 お米を中心とする食事
1 ご 飯: 明治から戦後の米飯事情
2 一汁三菜という「伝統」
3 戦後に確立する「ご飯と一汁三菜」

第三章 戦時体制下の食事
1 飲食店の統制
2 贅沢が消える時代
3 ヤミの和食
4 外食券でおもてなし

第四章 「和食(Washoku)」のブランド化
1 「日本ブランド戦略」の中の「和食」
2 「食育」と「日本型食生活」
3 ユネスコ世界文化遺産への道

終章 社会的現象としての「和食」

著者紹介

カタジーナ・チフィエルトカ(Katarzyna J. Cwiertka)

ポーランド出身。オランダのライデン大学教授(近代日本研究専攻)。日本と朝鮮半島をはじめ東アジアの近代の食文化について、英文での多数の執筆がある。 著書:『秘められた和食史』(新泉社、2016年) 著者ウェブサイト http://cwiertka.com

安原 美帆(ヤスハラ・ミホ)

兵庫県生まれ。奈良女子大学大学院修了、博士(学術)。大学・専門学校の非常勤講師を務める傍ら、近代日本の食文化に関する研究等に取り組む。 論文 「雑誌『糧友』にみる兵食と一般家庭の食との関連について」(『風俗史学』第22号、2003年)で、風俗史学会研究奨励賞を受賞。

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