メディア2025.09.25
『弥生の交易とものづくり 青谷上寺地遺跡』の書評が「山陰中央新報」に掲載されました
2025年9月20日付「山陰中央新報」の読書面で、湯村功著『弥生の交易とものづくり 青谷上寺地遺跡』(シリーズ「遺跡を学ぶ」173)の書評が掲載されました。
評者は深澤芳樹さん(元奈良文化財研究所副所長)です。
■《「注目の一冊」 考古学上の大発見 調査完成》評・深澤芳樹氏
〈考古学上の大発見は、次の三つの条件がどれも欠けることなく、発掘現場で同時におこったときに生まれる。〉
〈この青谷上寺地遺跡第一次調査に北浦弘人さんとともに入ったのが、三十二歳の湯村功さんだった。伏流水が遺物を守った現場は、調査するには過酷だったはずだ。ここで優れた発掘調査がおこなわれたことは、三年後に刊行された報告書が証している。これで大発見が完成する。〉
〈湯村さん自身が執筆する本書を、ぜひとも手に取って読んでいただきたい。〉
◆注目の一冊 弥生の交易とものづくり 青谷上寺地遺跡(湯村功著) 考古学上の大発見 調査完成|山陰中央新報デジタル
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/861796