グローバリゼーションと発展途上国

グローバリゼーションと発展途上国

インド、経済発展のゆくえ

  • スナンダ・セン/著
  • 加藤 眞理子/訳
  • 四六判上製
  • 244頁
  • 2000円+税
  • ISBN 978-4-7877-1206-6
  • 2012発行
  • [ 在庫僅少 ]
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紹介文

急速な経済成長に沸く新興国で、多くの人々の生存が脅かされ、貧困と不平等が拡大し続けている。インドを中心に、中国やその他発展途上地域のグローバリゼーションによる「経済発展」と貧困の実態を批判した、格好のグローバリズム解説書。

目次

1 グローバリゼーションの新視点
2 変化する国際秩序─グローバリゼーション下の覇権のゆくえ
3 凌駕する市場─履行されない約束と不均衡
4 技術革新の波及力─経済発展への自動装置になるうるのか?
5 経済発展なき経済成長─問題を看過してよいのか?
6 グローバリゼーションと世界経済危機─今後の展望
解説 加藤眞理子

著者紹介

スナンダ・セン(Sunada Sen)

1935年10月20日生まれ。1963年、カルカッタ大学にて最優秀論文に選出され、博士号を取得。以後、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、オランダなど、世界各国の研究機関のみならず、国連のUNCTADをはじめとした複数の国際機関においても研究活動を行い、1981年から2000年までインド、ニューデリーにあるジャワハルラル・ネルー大学の教授を務める。インド社会科学院のナショナル・フェローおよび英国ケンブリッジ大学の生涯フェローに選出されている。専門は金融論、グローバル経済論。主な著書 『危機にあるグローバル金融──スタグネーションと不安定性の現実化に際して』(Global Finance at Risk: On Real Stagnation and Instability, Houndsmills Palgrave-Macmillan, 2003)、『不自由と賃労働──インドの製造産業における労働』(Unfreedom and Waged Work: Labour in India's Manufacturing Industry, Sage Publications India Pvt Ltd, 2009)

加藤 眞理子(カトウ・マリコ)

東京大学経済学部経済学科卒、東京大学大学院総合文化研究科修士課程、サセックス大学修士課程、ロンドン大学東洋アフリカ研究所博士課程を経て、二〇一〇年、東京大学大学院総合文化研究科において博士号を取得(学術博士)。二〇一〇年四月より二〇一二年三月まで、法政大学サステイナビリティ研究教育機構においてリサーチ・アドミニストレータ(ポスト・ドクトラル研究員)として活動、二〇一二年四月より西南学院大学経済学部専任講師。専門はインド経済、開発経済学。