レイラ・ザーナ

クルド学叢書

レイラ・ザーナ

クルド人女性国会議員の闘い

  • 中川 喜与志/編
  • 大倉 幸宏/編
  • 武田 歩/編
  • ファイサル・ダール/寄稿
  • イスマイル・ベシクチ/寄稿
  • A5判
  • 368頁
  • 2800円+税
  • ISBN 978-4-7877-0500-6
  • 2006.01.15発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

クルド人として、女性として、政治犯として

トルコ初のクルド人女性国会議員レイラ・ザーナ。
クルド民族の存在認知を訴え、禁止された母語で議員宣誓を行い、テロリストとして死刑求刑され、10年間を獄中に囚われた民族のヒロイン。
彼女の闘いの半生と投獄事件の全容を立体的に見つめ、クルド人問題の本質を鋭く考察する。

内容紹介サイト:
http://www006.upp.so-net.ne.jp/Nrs/memo0600.html
http://www006.upp.so-net.ne.jp/Nrs/memo0507.html

目次

序 民主化の旗手か、テロリストか?…………中川喜与志

Ⅰ なぜレイラ・ザーナは投獄されたのか?…………中川喜与志

Ⅱ 夜を照らす暗黒--レイラ・ザーナ半生記…………ファイサル・ダール

Ⅲ 獄中からのメッセージ

Ⅳ 獄中からの手紙

Ⅴ 起訴状と弁論--一九九四年レイラ裁判

Ⅵ トルコにおける政党政治とクルド人たち…………イスマイル・ベシクチ

著者紹介

中川 喜与志(ナカガワ・キヨシ)

1954年生まれ。クルド学研究者。著書に『クルド人とクルディスタン――拒絶される民族』(南方新社、2001年)、『レイラ・ザーナ――クルド人女性国会議員の闘い』(共編著、新泉社、2005年)など、訳書に、イスマイル・ベシクチ『クルディスタン=多国間植民地』(共編訳、柘植書房、1994年)。

大倉 幸宏(オオクラ・ユキヒロ)

武田 歩(タケダ・アユミ)

ファイサル・ダール(Faysal Dagli)

1966年、トルコ南東部(クルディスタン)ディヤルバクル県生まれ。ジャーナリスト、映像作家。 1988年より記者生活を開始し、「オズキュル・ギュンデム」等の新聞・雑誌で活動。 1994年、ドイツに政治亡命。

イスマイル・ベシクチ(Ismail Besikci)

1939年、トルコ生まれ。社会学者、博士。トルコのアカデミズムにおいて、クルド民俗の存在を主張した初めてのトルコ人学者。 その研究テーマゆえに、1968年アタテュルク大学でのポストを追われ、分離主義宣伝活動の罪で軍事法廷に。 1971年の投獄以降、発表した著書・論文のほぼすべてに関して分離主義および共産主義宣伝活動の容疑で起訴され、有罪判決と投獄が繰り返される。 獄中生活は17年余、合計198年の禁固刑が求刑されたが、国際人権団体や欧州各国政府の圧力により1999年、恩赦で仮釈放。 邦訳書に、『クルディスタン=多国間植民地』(中川喜与志ほか編訳、柘植書房、1994年)、『レイラ・ザーナ――クルド人女性国会議員の闘い』(中川喜与志ほか編、新泉社、2005年)。

関連書籍

  • クルディスタンを訪ねてFTP
  • クルド人のまちFTP
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