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明治社会主義資料叢書1

社会主義協会史

  • 荒畑 寒村/監修
  • 太田 雅夫/編集
  • 四六判上製
  • 440頁
  • ISBN 978-4-7877-7305-0
  • 1973発行
  • [ 品切中 ]
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紹介文

日清戦争後、同盟罷工や労働運動はようやく活発さを増した。明治31年10月に創設された社会主義研究会から明治37年11月安寧秩序に妨害ありと政府が結社禁止した社会主義協会の歴史を、『六合雑誌』『労働世界』『社会主義』『平民新聞』等により綴る社会主義協会史。

著者紹介

荒畑 寒村(アラハタ・カンソン)

1887─1981年。社会主義者、労働運動家、作家・評論家。
幸徳秋水らの平民社に参加、1908年、赤旗事件で入獄。1922年に日本共産党の創立に参加する。共産党解散後は、山川均らと労農派の中心メンバーとして活動し、1937年に人民戦線事件で入獄。戦後は、日本社会党の創立に参加する。

太田 雅夫(オオタ・マサオ)

1931年生まれ。立命館大学大学院法学研究科修士課程修了。
同志社大学人文科学研究所助教授、桃山学院短期大学学長、シカゴ大学客員研究員などを歴任。