出雲王と四隅突出型墳丘墓・西谷墳墓群
新刊

シリーズ「遺跡を学ぶ」123

出雲王と四隅突出型墳丘墓・西谷墳墓群

  • 渡辺 貞幸/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1600円+税
  • ISBN 978-4-7877-1833-4
  • 2018発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

出雲平野と斐伊川の流れを見下ろす眺望のよい西谷丘陵に、長方形の台状墳丘に四隅が突き出した突出部をもつ巨大な墳墓がつくられた。弥生時代後期に出現したこの「出雲王」の墳墓でとりおこなわれた墓上祭儀を明らかし、古代出雲世界を追究する。

目次

第1章 西谷墳墓群の発見
   1 中学生が発見した遺跡
   2 四隅突出型墳丘墓の確認
   3 島根大学による発掘調査
第2章 発掘でわかった王墓の姿
   1 白く輝く「コタツ」形の墳丘
   2 王墓の祭具
   3 王墓の祭儀
   4 王の棺椁と王を飾った舶来品

第3章 西谷墳墓群が語る古代出雲
   1 「西谷王朝」四代の王
   2 王の居館はどこに
   3 四隅突出型墳丘墓の変革
   4 墓上祭儀の確立

第4章 出雲王とその時代
   1 出雲王の誕生
   2 出雲王の外交
   3 出雲王の行方

第5章 史跡公園「出雲弥生の森」
   1 墳墓群の保存と活用へ
   2 整備された墳墓群
   3 出雲弥生の森博物館

著者紹介

渡辺 貞幸(ワタナベ・サダユキ)

1945年生まれ。東京都出身。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。 島根大学法文学部教授、出雲弥生の森博物館館長をへて、現在、島根大学名誉教授、出雲弥生の森博物館名誉館長。 主な著作(いずれも共著) 『図説発掘が語る日本史』5(新人物往来社)、『出雲と石見銀山街道』(吉川弘文館)、『倭国大乱と日本海』(同成社)など。