古代国家形成の舞台・飛鳥宮

シリーズ「遺跡を学ぶ」102

古代国家形成の舞台・飛鳥宮

  • 鶴見 泰寿/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1600円+税
  • ISBN 978-4-7877-1532-6
  • 2015発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

シリーズ「遺跡を学ぶ」第2ステージ(101~200巻)刊行開始!

7世紀に天皇の宮が継続して営まれた「飛鳥」。のどかな田園風景の下にはタイムカプセルのように、宮殿の遺構が保存されている。斉明朝から天武・持統朝の宮殿遺構の解明によって、天皇と群臣の関係をみなおし律令体制を確立しようとした姿をみる。

目次

第1章 飛鳥宮の発掘
1 天皇と宮
2 飛鳥時代のタイムカプセル

第2章 飛鳥岡本宮・飛鳥板蓋宮
1 最初の飛鳥宮、飛鳥岡本宮
2 乙巳の変の舞台、飛鳥板蓋宮

第3章 後飛鳥岡本宮
1 斉明天皇の宮
2 酒船石・亀形石槽・「狂心の渠」
3 須弥山と漏刻
4 飛鳥京跡苑池

第4章 飛鳥浄御原宮
1 壬申の乱と天武天皇の宮
2 東南郭(エビノコ郭)は何か?
3 飛鳥浄御原宮の改修

第5章 文献史料からみた飛鳥宮
1 飛鳥浄御原宮にあった殿舎は
2 飛鳥宮の政務と儀礼
3 木簡が語る飛鳥のみやこ

第6章 飛鳥から藤原へ
1 新城の造営
2 飛鳥宮の解体
3 奈良時代の飛鳥の宮
4 おわりに─飛鳥宮とその時代─

著者紹介

鶴見 泰寿(ツルミ・ヤストシ)

1969年、名古屋市生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程前期課程史学地理学専攻日本史専門修了。 現在、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館主任学芸員。 主要著作 『飛鳥京跡・』(共著、橿原考古学研究所)、『東大寺旧境内─唐禅院跡推定地の発掘調査─』(共著、橿原考古学研究所)、『大仏開眼─東大寺の考古学─』(橿原考古学研究所附属博物館)、「七世紀の宮都木簡」『木簡研究』第20号(木簡学会)、「飛鳥京出土の木簡」(共著)『続明日香村史』(明日香村)、「告知札」『文字と古代日本4 神仏と文字』(吉川弘文館)、「良弁・実忠」『古代の人物』(清文堂)、「飛鳥京出土の木簡をめぐって」『明日香風』104号(飛鳥保存財団)ほか。