東アジアに開かれた古代王宮・難波宮

シリーズ「遺跡を学ぶ」95

東アジアに開かれた古代王宮・難波宮

  • 積山 洋/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1500円+税
  • ISBN 978-4-7877-1335-3
  • 2014発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

「大化改新」という大規模な国制変革によって造営された飛鳥時代の難波宮。聖武天皇が再建した奈良時代の副都難波宮。一九五〇年代まではその場所もわからず「幻の宮」であったが、大阪城南方の発掘調査によって予想を超える壮麗な宮室が姿をあらわした。

目次

第1章 難波宮の発見と山根徳太郎
1 幻の宮
2 鴟尾の発見
3 苦難の発掘調査
4 ついに大極殿を発見

第2章 難波遷都への道
1 難波古代史の曙
2 古代難波の発展
3 激動する東アジアと国際都市・難波
4 難波宮の造営へ

第3章 姿をあらわした難波宮
1 唐長安城の宮室を模倣
2 内裏の一新
3 大規模な朝堂院
4 官衙の創設
5 京建設のはじまり
6 難波宮の火災

第4章 再建された難波宮
1 再建への道のり
2 聖武の難波宮造営
3 後期難波宮の特質
4 難波宮の終焉

第5章 現代に生きる難波宮

著者紹介

積山 洋(セキヤマ・ヒロシ)

1953年、大阪府旧枚岡市(現東大阪市)生まれ。大阪市立大学文学部史学地理学科卒業。 財団法人大阪市文化財協会調査員、同難波宮調査事務所長、同長原調査事務所長、大阪歴史博物館企画広報課長代理、学芸課長代理をへて、2014年退職。 現在、大阪文化財研究所学芸員、博士(文学)。 主要著作 『古代の都城と東アジア─大極殿と難波京─』(清文堂)、「塩業と漁業」『講座日本の考古学 第8巻 古墳時代(下)』(青木書店)、Changes in the perception of cattle and horses in Japanese ancient society, Coexistence and Cultural Transmission in East Asia, Left Coast Press(米国)、「牛馬観の変遷と日本古代都城」『古代文化』第59巻第1号(古代学協会)ほか