奈良時代からつづく信濃の村・吉田川西遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」69

奈良時代からつづく信濃の村・吉田川西遺跡

  • 原 明芳/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1500円+税
  • ISBN 978-4-7877-1039-0
  • 2010発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

長野県の中央部、松本平に奈良時代から現在まで一二〇〇年間、途絶えることなく人びとが暮らした村が発見された。東山道沿いの要衝の地にあり、牧経営で栄えた村は時代ごとにその姿を変えながら戦国時代の争乱をも乗り越えて、したたかに生き抜いてきたのである。

目次

第1章 一二〇〇年つづいた村

第2章 律令制とともに成立した村
1 村の始まり
2 軌道にのった開拓

第3章 変動する村
1 有力者の出現
2 富の象徴、緑釉陶器
3 みえてきた吉田川西遺跡の有力者
4 都の貴族の介入

第4章 古代から中世へ
1 一〇世紀代におこるさまざまな変動
2 館の登場
3 中世に向かう集落

第5章 消える村とつづく村
1 中世から近世へ
2 発掘調査から浮かびあがる地域
3 現在までつづく村は特別なのか?

第6章 新たな発見へ

著者紹介

原 明芳(ハラ・アキヨシ)

1956年、長野県生まれ信州大学教育学部卒業 長野県埋蔵文化財センター、長野県教育委員会文化財・生涯学習課、松本市内の小学校の勤務を経て現在、長野県立歴史館考古資料課長 主な著作  『松本市史 原始・古代・中世編』(共著)、「信濃の鉄鐸」『信州の人と鉄』(信濃毎日新聞社)、「信濃の古代墳墓」『長野県考古学会誌』86、「平安時代の集落変遷と「武士」の登場」『長野県考古学会誌』121、「近世へ続く村 中世で消える村」『信濃』56─2ほか