古墳時代のシンボル・仁徳陵古墳

シリーズ「遺跡を学ぶ」55

古墳時代のシンボル・仁徳陵古墳

  • 一瀬 和夫/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1500円+税
  • ISBN 978-4-7877-0935-6
  • 2009発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵など世界の巨大な墓に勝るとも劣らない大古墳・仁徳陵古墳(大仙古墳)。そこにねむっているのは誰なのか。どのようにしてこの巨大な古墳はつくられたのか。現在わかっている資料をすべて検討して、立ち入りを許されない古墳の真の姿にせまる。

目次

第1章 史上最大の前方後円墳
1 史上最大の前方後円墳
2 日本最大の墳墓は仁徳天皇綾?
3 伝承と絵図が残る古墳

第2章 あばかれた内部
1 あらわれた石棺・石室
2 前方部石室の出土品――コラム・伝仁徳陵古墳出土の鏡
3 五世紀の武装
4 仁徳陵古墳のころの新技術

第3章 仁徳陵古墳を復元する
1 仁徳陵古墳の特色
2 宮内庁による観察報告
3 設計のモデルは、どの古墳?
4 墳丘の復元
5 仁徳陵古墳と陪冢

第4章 埴輪と須恵器を焼く
1 採集された埴輪
2 須恵器の大甕はステータスシンボル

第5章 古墳時代のネットワーク
1 百舌鳥古墳群とその周囲の古墳群
2 仁徳陵古墳とその後の支配方式の転換

著者紹介

一瀬 和夫(イチノセ・カズオ)

1957年、大阪市生まれ。1979年、関西大学文学部史学科卒業。博士(文学)
大阪府教育委員会文化財保護課技師・主査、大阪府立近つ飛鳥博物館主任学芸員などを経て、現在、京都橘大学文学部教授。
主な著作 「近つ飛鳥工房」『展示学』第27号(日本展示学会1999年)、「倭国の古墳と王権」『倭国と東アジア』(吉川弘文館2002年)、『大王墓と前方後円墳』(吉川弘文館2005年)、「古墳時代における木造船の諸類型」『古代学研究』第180号(古代学研究会2008年)