縄文文化の起源をさぐる・小瀬ヶ沢・室谷洞窟

シリーズ「遺跡を学ぶ」37

縄文文化の起源をさぐる・小瀬ヶ沢・室谷洞窟

  • 小熊 博史/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1500円+税
  • ISBN 978-4-7877-0737-6
  • 2007発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

縄文文化の起源を見極めたい──越後長岡の考古学者・中村孝三郎は、最古の遺物を追い求め、ついに新潟県・阿賀野川流域の山あいの洞窟遺跡にたどり着く。多くの苦難を乗り越えた探求の軌跡と、縄文時代草創期の文化を物語る二つの洞窟遺跡の全貌を明らかにする。

著者紹介

小熊 博史(オグマ・ヒロシ)

1963年、新潟県長岡市生まれ。新潟大学人文学部卒業。
現在、長岡市立科学博物館館長。
主な著作 「縄文時代早期終末における絡条体圧痕文土器の一様相―新潟県中魚沼地方の資料を中心に―」『信濃』41―4、「越後平野における旧石器・縄文時代の遺跡の立地とその変遷」『第四紀研究』35―3、「卯ノ木遺跡出土土器の研究1―押型文土器の再検計―」『長岡市立科学博物館研究報告』32、「新潟県荒沢遺跡出土の赤色顔料とその利用形態」『旧石器考古学』64など