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南ア法廷闘争の全貌
巨大な法体系こそアパルトヘイトの根源だと洞察した南アフリカ共和国の一白人弁護士が、法の内側から人種差別体制を突き崩すべく、20年にわたり脅迫や狙撃にも屈せず展開した法廷闘争の記録。今、南アを離れた彼が物語る栄光と挫折に織りなされた苛烈なドキュメント。
1935年東京生まれ。社会学者。専攻は社会学・教育社会学(人権・差別問題)。 東京学芸大学卒業、東洋大学大学院社会学研究科博士課程中退。東海大学文学部教授、三重大学人文学部教授、四国学院大学社会学部教授、東海大学教育研究所教授。1977-78年に米ニュージャージー州立ラトガース大学客員教授を歴任。 主な著書 『近代教育の天皇制イデオロギー』(共著、新泉社)、『大正・昭和教育の天皇制イデオロギー 1、2』(共著、新泉社)、『移民史 1~3』(共編著、新泉社)、『偏見の文化 その虚像と実像』(新泉社)ほか多数。訳書に、ルイス・ワース『ユダヤ人と疎外社会 ゲットーの原型と系譜』(新泉社)、H.デッキー=クラーク『差別社会の前衛』(共訳、新泉社)、レオナルド・ブルーム『人種差別の神話』(新泉社)、J.カールソン『白の暴風 南ア法廷闘争の全貌』(共訳、新泉社)ほか多数。