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「間主観性」の社会学

ミード・グルヴィッチ・シュッツの現象学

  • スティーヴン・ヴァイトクス/著
  • 西原 和久/訳
  • 四六判上製
  • 392頁
  • 4000円+税
  • ISBN 978-4-7877-9517-5
  • 1996発行
  • [ 絶版 ]
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紹介文

相互主観性論や生活世界論を中心とした現象学的社会学を的確に整理し、いまや古典となっている社会学者ミード、シュッツ、グルヴィッチの文献の厳密なテキスト・クリティークにもとづき、社会学の正統的問題である社会集団について論じた卓抜な概説的理論書。

著者紹介

スティーヴン・ヴァイトクス(Steven Vaitkus)

西原 和久(ニシハラ・カズヒサ)

成城大学社会イノベーション学部教授、名古屋大学名誉教授。マンチェスター大学、南京大学、インスブルック大学、ハワイ大学、北京外国語大学などで客員研究員、客員教授を歴任。専門は、社会学理論、移民・移動者研究、国際社会学。本書と関連する主著と訳書は以下の通り。
関連主著:『社会学的思考を読む』(人間の科学社、1994年)/『意味の社会学』(弘文堂、1998年)/『自己と社会』(新泉社、2003年)/『間主観性の社会学理論──国家を超える社会の可能性[1]』(新泉社、2010年)/『トランスナショナリズムと社会のイノベーション』(東信堂、2016年)関連訳書:『間主観性と公共性』(N. クロスリー著、新泉社、2003年)/『社会学キーコンセプト─「批判的社会理論」の基礎概念57』(N. クロスリー著、新泉社、2008年、監訳)/『社会運動とは何か─理論の源流から反グローバリズムまで』(N. クロスリー著、新泉社、2009年、共訳)/『国際社会学の射程』(U. ベックほか著、東信堂、2016年、共編訳)など。