−No.1 −No.2 −No.3 自然生活/80年代 09年度図書目録ご希望の方はメールでご請求下さい。
邪馬台国の候補地・纒向遺跡 遺跡を学ぶ051 石野博信/著 奈良県・三輪山の麓に広がる纒向(まきむく)遺跡。二世紀末に突然あらわれ、四世紀中頃に突然消滅したこの大きな集落は、邪馬台国の有力な候補地として浮かびあがってきた。祭祀場跡や大溝、東国や西国からやってきた人びとの痕跡、纒向型古墳などから追究する。
鎮護国家の大伽藍・武蔵国分寺 遺跡を学ぶ052 福田信夫/著 奈良時代の中頃、天然痘の流行、飢饉、藤原広嗣の乱など王権の危機に直面した聖武天皇は、各国に国分寺の建立を命じた。そして都からはるか遠く離れた武蔵国に、諸国の国分寺のなかでも最大の規模をほこる僧寺・尼寺が造営された。大伽藍の威容とその変遷を語る。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0934-9
縄文人を描いた土器・和台遺跡 遺跡を学ぶ054 新井達哉/著 福島県北部、阿武隈川近くの台地でみつかった縄文人の大集落・和台(わだい)遺跡。230棟を超える竪穴式住居跡からは、縄文時代ではめずらしい、人間の全身を描いた土器や狩猟の様子を表現した土器が出土した。山間の自然の中で力強く生きた縄文人のムラの姿に迫る。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0935-6
古墳時代のシンボル・仁徳陵古墳 遺跡を学ぶ055 一瀬和夫/著 世界遺産であるエジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵に劣らない巨大な仁徳陵古墳(大仙古墳)。陵墓のため立ち入りを許されないが、明治期に描かれた絵図、ボストン美術館収蔵の仁徳陵古墳出土とされる鏡や大刀、宮内庁による調査などからその真の姿を追求する。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0936-3
大友宗麟の戦国都市・豊後府内 遺跡を学ぶ056 玉永光洋・坂本嘉弘/著 アジア各地に雄飛して南蛮貿易をすすめ、ヨーロッパ人を迎えてキリスト教を手厚く遇し、みずからも洗礼を受けた北部九州の戦国大名・大友宗麟。室町幕府が潰えていくなか、豊後府内(現・大分市)につくりあげようとした“地域王国”の姿を発掘調査から明らかにする。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0937-0
東京下町に眠る戦国の城・葛西城 遺跡を学ぶ057 谷口 榮/著 東京の下町、葛飾区青戸にかつて戦国の城があった。上杉氏によって築かれ、小田原北条氏が攻略し、長尾景虎(上杉謙信)の侵攻、北条の再奪取、秀吉の小田原征伐による落城と幾多の攻防がくり広げられた。関東における戦乱の最前線となった葛西城の実態にせまる。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0938-7
伊勢神宮に仕える皇女・斎宮跡 遺跡を学ぶ058 駒田利治/著 かつて天皇にかわり、未婚の皇女が都から伊勢におもむき、伊勢神宮に祈りをささげる制度があった。その皇女の宮殿、斎宮は長く幻の宮と伝承されてきたが、発掘調査によって平城宮をモデルとした広大な官衙であることが明らかとなった。皇女の宮を復元し、追究する。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0939-4
武蔵野に残る旧石器人の足跡・砂川遺跡 遺跡を学ぶ059 野口 淳/著 一九六五年、埼玉県所沢市の西南端、狭山丘陵裾野の畑で一つのナイフ形石器がみつかった。そこからはじまる綿密な発掘と丹念な石器の接合作業が、ついに二万年前の人びとの日常の一こまを浮かび上がらせた。旧石器人の足跡を明らかにした遺跡発掘のドラマを追う。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0940-0
南国土佐から問う弥生時代像・田村遺跡 遺跡を学ぶ060 出原恵三/著 列島の長い歴史のなかで最大の変革期といわれる弥生時代。しかし、当時のムラの具体像は長い間、不明なままだった。それが南四国の高知平野で姿をあらわした。弥生文化の成立期から後期へと続く遺構・遺物は、これまでの通説を覆し、新たな弥生時代像を示している。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1031-4
中世日本最大の貿易都市・博多遺跡群 遺跡を学ぶ061 大庭康時/著 海をはさんで大陸とむきあう博多は、中世、大陸との貿易・交流の中心地だった。宋商人が住んだ「博多津唐房」、元軍の襲来に備えた元寇防塁、道路と町並みの遺構、膨大な量の中国陶磁器などから、東アジアの人とモノが交錯する貿易都市・博多の姿を明らかにする。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1032-1
縄文の漆の里・下宅部遺跡 遺跡を学ぶ062 千葉敏朗/著 東京都郊外、狭山丘陵の谷間から、縄文時代の水場の跡がみつかった。大量の木材とともに出土したのは、目にも鮮やかな朱の漆を塗った弓、杓子、匙などの美しい工芸品である。縄文人はどのようにして漆細工を極めたのか、漆の採取と巧みな使用法を明らかにする。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1033-8
東国大豪族の威勢・大室古墳群〔群馬〕 遺跡を学ぶ063 前原 豊/著 六世紀、赤城山南麓に三代にわたって大型前方後円墳がつくられた。墳丘には埴輪が立ち並び、白石を敷き詰め赤く塗られた石室には多くの副葬品がおさめられた。小像のついた筒形器台は、朝鮮半島とのつながりを物語る。この大型古墳から東国豪族の勢力を追究する。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1034-5
新しい旧石器研究の出発点・野川遺跡 遺跡を学ぶ064 小田静夫/著 東京の郊外、武蔵野台地の西南縁を流れる野川のほとりで、日本の旧石器時代研究史を画する大規模調査がおこなわれた。列島で初めて一〇枚にもおよぶ旧石器文化層の存在を明らかにした画期的な発掘と、そこからわかった旧石器時代の集落の全容とその変遷を解説する。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1035-2
旧石器人の遊動と植民・恩原遺跡群 遺跡を学ぶ065 稲田孝司/著 岡山・鳥取の県境をなす中国山地で旧石器時代の遺跡がみつかった。なぜ尾根筋近くの高地で旧石器人は暮らしたのか。 遺跡における行動軌跡から、中国地方を東西南北に遊動し、あるときには東北地方から植民するなど活発に動いた旧石器人の行動と生活の姿を追求する。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1036-9
古代東北統治の拠点・多賀城 遺跡を学ぶ066 進藤秋輝/著 古代律令国家が奈良の都で確立するころ、北の広大な蝦夷の地に向き合って、仙台平野の要にあたる場所に多賀城が創建された。陸奥国府であるばかりでなく、東北地方全域の行政・軍事の中枢機関としての役割を担った多賀城の実像を、考古学的発掘調査から解明する。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1037-6
藤原仲麻呂がつくった壮麗な国庁・近江国府 遺跡を学ぶ067 平井美典 /著 古代、交通の要衝の地であった近江国。その国庁は琵琶湖の南、瀬田川東岸に、唐の長安城を模したかと思われる堂々たる威容をもってそびえ建っていた。奈良時代中期の大政治家、藤原仲麻呂が国守のときに造営した豪壮な国府の姿が、発掘調査によって明らかとなる。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1038-3
列島始原の人類に迫る熊本の石器・沈目遺跡 遺跡を学ぶ068 木崎康弘/著 それは大振りで厚手、ギザギザの刃がついた石器だった。同じ三万年前ごろの遺跡から出土した石器よりも明らかに古相を帯びている。熊本県中部、沈目(しずめ)の地でこの石器をつくり使った人びとの暮らしを追いながら、そのルーツ、列島始原の人類に思いを馳せる。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1039-0
奈良時代からつづく信濃の村・吉田川西遺跡 遺跡を学ぶ069 原 明芳/著 長野県の中央部、松本平に奈良時代から現在まで一二〇〇年間、途絶えることなく人びとが暮らした村が発見された。東山道沿いの要衝の地にあり、牧経営で栄えた村は時代ごとにその姿を変えながら戦国時代の争乱をも乗り越えて、したたかに生き抜いてきたのである。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1040-6
縄紋文化のはじまり・上黒岩岩陰遺跡 遺跡を学ぶ070 小林謙一/著 縄紋時代がはじまったころ、縄紋人はどんな文化をつくりあげていたのか。四国は愛媛県の山中、渓谷にそびえ立つ岩塊の岩陰にのこされた生活の痕跡──土器、石器、女性像を線刻した石偶、埋葬人骨などが、わたしたちに縄紋時代草創期・早期の世界を伝えてくれる。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1041-3
国宝土偶「縄文ビーナス」の誕生・棚畑遺跡 遺跡を学ぶ071 鵜飼幸雄 /著 信州は霧ヶ峰の南麓、正面に八ヶ岳連峰を見渡す棚畑遺跡で、素晴らしい造形美の大型土偶がみつかった。縄文時代の遺物で初めて国宝となったこの「縄文ビーナス」は、何のために作られたのか。 縄文王国と称されるほど繁栄した縄文中期集落の探究からその謎に迫る。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-1042-0
鎌倉幕府草創の地・伊豆韮山の中世遺跡群 遺跡を学ぶ072 池谷初恵 /著 のどかな田園風景がひろがる伊豆半島の韮山。かつてこの地で、源頼朝の旗揚げ、北条早雲の堀越御所攻め、豊臣秀吉軍の韮山城包囲と数々の戦いがくりひろげられた。 中世を通じて列島史につながる歴史の舞台であった韮山に残る中世遺跡をひとつずつたどっていく 。
A5判 96頁 1500円 ISBN978-4-7877-0930-1
ビジュアル版 旧石器時代ガイドブック 遺跡を学ぶ 別冊02 堤 隆/著 アフリカに生まれた私たち現生人類は“偉大なる旅”をへて、およそ四万年前の日本列島にたどり着いた。ここから始まる旧石器時代、人びとはどう生きたのか。氷期の自然環境、大型哺乳類、旧石器人の暮らしや文化・芸術、社会などをビジュアルに解説する。
シリーズ「遺跡を学ぶ」第3期25冊+別冊02 ただいま好評刊行中!(051〜075巻+別冊02) 次回第3期最終配本、10月上旬三冊同時発売! 073 東日本最大の埴輪生産工房・生出塚埴輪窯(仮題) 074 北の縄文大墓制・キウス周堤墓群(仮題) 045 浅間山大噴火・天明三年浅間災害遺跡(仮題) お近くの書店より、ぜひ定期購読をお申し込みください。 ご希望の方には、シリーズのカタログを送付しています。