A5判
134頁
1500円
ISBN978-4-7877-0814-4
東京湾の原子力空母
横須賀母港化の危険性

原子力空母横須賀母港化を許さない全国連絡会/編


【目次】

 1 なぜ横須賀に原子力空母なのか
原子力空母がやって来る/米海軍の一大拠点、横須賀基地/なぜ横須賀は基地の町なのか/中東をにらむ横須賀の米艦隊/そのとき厚木では/原子量艦船、日本寄港の歩み/政府は母港化を後押し/日本と極東の平和と安定に貢献?/原子力空母は通常型より能力が高い?/横須賀母港化は合理的?/全部原子力空母になる? /原子力空母は米軍再編の隠れた主役/地域の世論から米国政府・議会を動かす


 2 空母原子炉の危険性
空母ジョージ・ワシントンの原子炉/空母原子炉の危険性/空母原子炉に安全審査は行われない/事故は起きている/出力暴走事故/炉心溶解事故/もし横須賀で事故が起きたら/被害は首都圏に広がる/米軍は重大事故を想定していない

 3 大地震と原子力事故
プレートと活断層/横須賀の活断層/地震はいつ来るか/関東大震災と横須賀/津波や液状化が原子力事故につながる/横須賀市街の地震被害/いったい避難できるのか?/今すぐ防災対策の見直しを

 4  母港化をやめさせるには
大切な議論/市民の底力/横須賀市にできること/横須賀市政の壁/地元は口出しできないのか/浚渫工事差止訴訟/汚染拡散や事故の危険性を認めず/ファクトシートとは?/住民投票の実施を求める/否決された住民投票条例案/市民の声は/ふたたび住民投票の直接請求/吹きはじめた新しい風



 


2008年9月、横須賀米軍基地に原子力空母ジョージ・ワシントンが配備される。搭載されている2つの原子炉は軍事機密のなかで安全審査もなく、安全性が疑問視されている。横須賀の活断層問題、浦賀水道の過密航路問題などを含めて、この原子炉の情報と危険性をわかりやすく解説する。


【著者紹介】

原子力空母横須賀母港化を許さない全国連絡会
全国の市民団体・労働団体・平和団体で構成されている、原子力空母の横須賀母港化に反対する唯一の全国組織。2004年5月結成。
執筆者紹介 田巻一彦(たまき・かずひこ)NPO法人ピースデポ副代表。藤本泰成(ふじもと・やすなり)フォーラム平和・人権・環境副事務局長。上澤千尋(かみさわ・ちひろ)原子力資料情報室。長谷川曽乃江(はせがわ・そのえ) 中央大学理工学部・法学部兼任講師、原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会会員。新倉裕史(にいくら・ひろし)非核市民宣言運動ヨコスカ。呉東正彦(ごとう・まさひこ)横須賀市民法律事務所弁護士、原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会共同代表。