第1章 侵略の足音とともに 高麗磁器の盗掘と伊藤博文 盗掘を助長した日本の学術調査ほか 第2章 倒された仏塔 田中光顕宮内大臣と敬天寺十層石塔 日本の美術館の中の韓国文化財ほか 第3章 仏像のゆくえ 総督府の史跡破壊令 寺内正毅が故郷に建てた朝鮮館 東本願寺京城別院の鐘ほか 第4章 韓籍と日本アカデミズム 総督府が接収した文庫・史庫 消えた海印寺の大蔵経版ほか 第5章 考古遺跡の破壊 楽浪・伽耶・新羅・百済古墳の破壊など 第6章 八・一五解放直後 第7章 韓国文化財秘話余録
李亀烈(イ グヨル) 1932年黄海道延白郡に生まれる。1958年に「世界通信社」の出版部に勤めた後、「民国日報」「京郷新聞」「ソウル新聞」などの文化部記者を経て、1976年から国立現代美術館専門委員、文化芸術振興委員専門委員などを歴任。著書に『画壇一境』『韓国近代美術散考』などがある。 〔訳者〕南永昌(ナム・ヨンチャン) 1943年福井県に生まれる。東洋大学社会学部卒業。民族新聞の記者を経て、現在、朝鮮文化財にかかわる研究に従事している。