B5判
128頁
2800円+税
ISBN978-4-7877-1803-7
発行:2018/4/10
古墳空中探訪[奈良編]


梅原章一/著
今尾文昭/解説


【目次】

◎古墳時代の幕開けを飛ぶ
纒向遺跡/纒向石塚古墳/ホケノ山古墳/箸墓古墳/茅原大墓古墳/黒塚古墳/柳本古墳群/櫛山古墳/行燈山古墳/渋谷向山古墳/西殿塚古墳/東殿塚古墳/西山塚古墳/中山大塚古墳/ヒエ塚古墳/波多子塚古墳/下池山古墳/桜井茶臼山古墳/メスリ山古墳
コラム 黒塚古墳と私

◎佐紀古墳群ほかを飛ぶ
佐紀古墳群/佐紀御陵山古墳/佐紀石塚山古墳/佐紀高塚古墳/五社神古墳/市庭古墳/コナベ古墳/ヒシャゲ古墳/ウワナベ古墳/宝来山古墳/鶯塚古墳/杉山古墳/藤ノ木古墳
コラム 藤ノ木古墳の金銅製馬具

◎馬見古墳群、葛城を飛ぶ
島の山古墳/川合大塚山古墳/倉塚古墳/乙女山古墳/佐味田宝塚古墳/巣山古墳/ナガレ山古墳/新木山古墳/三吉石塚古墳/築山古墳/新山古墳/狐井城山古墳/室宮山古墳/掖上鑵子塚古墳/屋敷山古墳/市尾墓山古墳
コラム 埴輪の動物園

◎飛鳥を飛ぶ
桝山古墳/梅山古墳/新沢千塚古墳群/新沢千塚126号墳/五条野丸山古墳/都塚古墳/石舞台古墳/小山田古墳/野口王墓古墳/五條猫塚古墳/近内鑵子塚古墳/大谷古墳
あとがき


古墳を空からみると、山・平野・川・海などの地形と道、港などの人文要素と古墳の関係が見えてくる。
奈良編では、纒向・柳本・大和古墳群、佐紀古墳群、馬見古墳群、飛鳥の古墳など、奈良盆地の主要古墳を空撮。

本書「奈良編」では、奈良の古墳の写真を収録した。四方を山に囲まれている奈良盆地の広さは、東西約15 キロ、南北約30 キロ。セスナ機で飛ぶと北から南まで約10 分で通過する狭い範囲だ。この中に、纒向・柳本・大和(おおやまと)古墳群、佐紀古墳群、馬見古墳群、飛鳥の終末期古墳といった重要な古墳がたくさん造営された。
そしてそれらは、空から見ると、河川や道、集落遺跡などと密接な関係があることがわかる。そうした特徴を写しとるために、古墳のアップ写真ばかりでなく、地形・景観がわかるように俯瞰で撮影した写真を多く収録した。どうかみなさんも、飛行機の乗っているつもりで古墳空中探訪を楽しんでほしい。(著者)

【著者紹介】
梅原章一(うめはら・しょういち)
1945 年、兵庫県生まれ。
日本写真専門学校卒業。
写真スタジオ、航空写真プロダクションを経て、梅原章一写真事務所を開設。日本写真家協会会員。1970 年代より古墳の空撮をはじめ、今までに撮影飛行した回数は数知れず。全国の古墳を撮影している。
2000 年にそれらの写真をまとめた『空からみた古墳』(学生社)を刊行。また、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館の常設展示図録『大和の考古学』、『図説 日本の古代』(中央公論社)、『日本の古代遺跡』シリーズ(保育社)、報告書『旧西尾家住宅』(吹田市教育委員会)、山東省文物考古研究所編『鑑耀文魯』(中国・文物出版局)、奈良県立橿原考古学研究所ほか編『鏡笵 漢式鏡の制作技術』(八木書店)、『ルイ・ルルー美術館』(光琳社)などの写真を担当。

【解説】
今尾文昭(いまお・ふみあき)
1955 年兵庫県生まれ。
同志社大学文学部文化史学専攻卒業。博士(文学)。
奈良県立橿原考古学研究所調査課長を経て、現在、関西大学非常勤講師など。
主な著作:シリーズ「遺跡を学ぶ」093『ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群』(新泉社)、『古代日本の陵墓と古墳1 古墳文化の成立と社会』『古代日本の陵墓と古墳2 律令期陵墓の成立と都城』(青木書店)ほか多数。

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