A5判
96頁
1500円
ISBN978-4-7877-0837-3
戦争遺跡の発掘・陸軍前橋飛行場
シリーズ「遺跡を学ぶ」047

菊池 実/著

【目次】
第1章 村に飛行場がやって来た
   1 榛名山の裾野
   2 陸軍の本土飛行場計画
   3 通告と土地収用
   4 飛行場造成と勤労動員
   5 陸軍前橋飛行場の完成
   
第2章 飛行場造成の痕跡
   1 細長い発掘区
   2 接収された田畑
   3 飛行場造成の痕跡
   4 遺跡の破壊

第3章 飛び立った特攻隊
   1 特攻隊の訓練基地へ
   2 訓練と苦悩の日々
   3 出撃
   
第4章 空襲、そして敗戦
   1 機能を失う飛行場
   2 対空機関銃砲座の発見
   3 艦載機の来襲
   4 前橋市街地への空襲
   5 敗戦


近年、アジア太平洋戦争時の基地や防空壕、軍事工場などの「戦争遺跡」の調査・見学が各地で盛んに行われるようになった。戦争末期に特攻隊の訓練基地ともなった陸軍前橋飛行場のケースから、戦争遺跡の考古学が当時の歴史を語る上で多大な役割を果たすことを訴える。

【著者紹介】
菊池 実(きくち・みのる)
1954年、群馬県生まれ。國學院大學大学院博士課程前期修了
現在、(財)群馬県埋蔵文化財調査事業団主席専門員
第32回藤森栄一賞受賞
主な著書『しらべる戦争遺跡の辞典(正・続)』柏書房、『近代日本の戦争遺跡』青木書店、『陸軍岩鼻火薬製造所の歴史』みやま文庫、『フィールドワーク群馬の戦争遺跡』平和文化ほか多数。