A5判
224頁
2200円
ISBN978-4-7877-0715-4
グラムシ思想の探究
ヘゲモニー・陣地戦・サバルタン〔21世紀叢書〕

松田博/著

【目次】

第1部 『獄中ノート』研究の展開
 第1章 ヘゲモニー論の形成と展開
 第2章 アメリカニズム」と「受動的革命」論
 第3章 「陣地戦」論の展開
 第4章 「南部の記憶」から「サバルタンの痕跡」へ
 第5章 サバルタンと「ホモ・ファーベル」問題の射程
第2部 グラムシと現代
 第6章 『獄中ノート』研究の諸課題
 第7章 グラムシとイタリア政治文化
 第8章 ナショナリズム・愛国心・陣地戦


グラムシのアクチュアリティ
思想的鉱脈としてのグラムシは、まだ掘り尽くされていない――。
没後70年を迎えてからもなお、『獄中ノート』には十分解明されていない草稿が少なからず存在している。
ヘゲモニー、陣地戦、サバルタンの概念を主たる検討課題とし、「グラムシによってグラムシを超える」行路を探究する。


【著者紹介】

松田 博(まつだ・ひろし)
1942年、福岡県出身。
早稲田大学文学部卒業。法政大学大学院修士課程修了。ベルージア外国人大学、グラムシ研究所(ローマ)、フィレンツェ大学等に留学。
専攻:社会思想史、現代文化・思想論
現職:立命館大学名誉教授
主な著作 『グラムシ研究の新展開』(御茶の水書房,2003年)、『ボローニア「人民の家」からの報告』(合同出版,1983年)。