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明治社会主義資料叢書2

平民社日記 予は如何にして社会主義者となりし乎

  • 荒畑 寒村/監修
  • 太田 雅夫/編集
  • 四六判上製
  • 316頁
  • ISBN 978-4-7877-7301-2
  • 1972発行
  • [ 品切中 ]
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紹介文

『日刊平民新聞』に連載された堺利彦の「平民社より」を完全収録。さらに『平民新聞』『直言』に14回掲載された、平民社に集った82名の人々がいかなる動機で社会主義者になったかを知る文献掲載。明治社会主義者の社会主義思想の形成過程を分析するための貴重な資料集。

著者紹介

荒畑 寒村(アラハタ・カンソン)

1887─1981年。社会主義者、労働運動家、作家・評論家。
幸徳秋水らの平民社に参加、1908年、赤旗事件で入獄。1922年に日本共産党の創立に参加する。共産党解散後は、山川均らと労農派の中心メンバーとして活動し、1937年に人民戦線事件で入獄。戦後は、日本社会党の創立に参加する。

太田 雅夫(オオタ・マサオ)

1931年生まれ。立命館大学大学院法学研究科修士課程修了。
同志社大学人文科学研究所助教授、桃山学院短期大学学長、シカゴ大学客員研究員などを歴任。