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アウトサイダーズ 〔新装〕

ラベリング理論とはなにか

  • ハワード・S・ベッカー/著
  • 村上 直之/訳
  • 四六判上製
  • 296頁
  • 2500円+税
  • ISBN 978-4-7877-9319-5
  • 1993発行
  • [ 品切中 ]
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紹介文

逸脱とは社会病理現象ではなく、単に集団間の相互作用とりわけラベリングの所産だとする視点から、規則創設・執行者たる道徳事業家と、逸脱者の烙印を負うマリファナ使用者、ジャズメンの生態を克明に跡づけた本書は、ラベリング理論の先駆的役割を果たした古典的名著。

著者紹介

ハワード・S・ベッカー(Howard Saul Becker)

村上 直之(ムラカミ・ナオユキ)

1945年群馬県生まれ。京都大学卒業。
神戸女学院大学文学部教授。
主な著訳書 『近代ジャーナリズムの誕生』(現代人文社)、『花のおそれ』(共著、誠文堂新光社)、『犯罪とメディア文化』(共著、有斐閣)、『社会問題の構築』(共訳、マルジュ社)ほか。